2月9日号のi-cityニュース

投稿日:2016年02月09日

○観菩提寺正月堂 修正会 お水取り・大餅搗き
○依那古体験隊が座禅を体験
○青山推薦コンサート
○第32回ICTさまざま文化塾
○「フォト 五七五」展
≪ADS便≫出身者も駆けつけ伝統守る 伊賀市諸木 初午祭
●お知らせ 上野ロータリークラブ公開講座について

【観菩提寺正月堂 修正会 お水取り・大餅搗き】

伊賀路に春を呼ぶといわれおよそ1260年前から続く
観菩提寺正月堂の「修正会」。

2月8日、午後7時過ぎ
修正会の始まりの行事「お水取り」に向け
青山夏樹住職など
寺の関係者との会合が行われました。お水取り①会合では
儀式が行われる節句之頭の順番や
儀式でよみあげられる順番がくじで決められました。お水取り②

 

今年は、元頭村、聖風講、中矢方、西方、白黄会、蜜ノ木講、
そして子ども節句之頭やぶっちゃの
7つの節句之頭が参加します。

そして一夜明けた9日には、
修正会で納める餅を搗く行事「大餅搗き」が
それぞれの節句之頭で行われました。

その中の一つ
元頭村の本頭・稲増靖宏さんの家では
千本杵を使った
伝統的な大餅搗きが行われました。

大餅搗き①

「大餅搗き」は桜の木でできた
千本杵で搗くのが慣わしですが、
今でもこの伝統を守っている節句之頭は元頭村だけです。

この日は大餅に加え鬼頭や五枝の松、
なりばななどの供物が作られました。

大餅搗き②

これらの供物は、11日の練り込みで正月堂へ納められます。