7月19日号のi-cityニュース

投稿日:2017年07月19日

〇川の中の生き物を探そう!~水生生物調査~
〇カブトムシ頂上決戦
〇三田地区防災訓練
〇残土条例についての勉強会
〇中瀬小学校で絵手紙出前教室
〇当てて!集めて!ジャパニンシール
《速報》
・高校野球三重大会 伊賀地域の高校の試合結果
・千代の国関取り組結果

【川の中の生き物を探そう!~水生生物調査~】

川の中に棲んでいる生き物や水質などを調べる「水生生物調査」が
17日に行われました。

説明を聞いた後、木津川の上流である伊賀市妙楽地の稲広橋付近へ移動し
調査を始めました。

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この水生生物調査は、国土交通省が河川環境の調査と
環境保全への関心を高める事を目的に始めたものです。

35年ほど前から毎年地域の人たちの協力を得て全国的に調査をしています。

伊賀市内での調査は、自然とのふれあいをテーマに長年活動している団体、
「上野生涯学習推進会議」が主催し一般の参加者を募って行われています。

毎年同じ時期に同じ場所で調査をしていて、今年で23回目となります。

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水生生物調査は川に棲む様々な生き物と触れ合い
自然を体感できるとあって人気を呼んでおり、今回は104人が参加しました。

この調査場所の水質は、調査を始めたころからずっと4段階のうち
一番良い評価を受け続けています。

今年もきれいな水にしか棲まないサワガニやトビケラなどが
たくさん見つかり、変わらない水質の良さが確認できました。

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また国の天然記念物に指定されている、オオサンショウウオも見られました。

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この調査の記録は「川の素顔・命の水」と題した冊子にまとめられ
毎年国土交通省から発行されます。
なお、今後上野生涯学習推進会議などのメンバーが服部川の調査も行うということです。

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