〇三重県高等学校ロボコン競技大会
〇地区の平穏無事を祈る 平尾区の勧請縄
〇町区新春区民の集い
〇伊賀忍者古文書講座
〇児童文学作家 杉山亮さんの物語ライブ
〇伊賀上野城 夫婦雛人形展
《速報》千代の国関 取組結果
【地区の平穏無事を祈る 平尾区の勧請縄】
14日、平尾区の住民が集まり、長さ60mにもなる勧請縄が掛けられました。
この日は朝から伊賀市長田の平尾公民館で
しめ縄やそれに付ける飾りが作られた後、神職によって清められました。
勧請縄は、地区に悪霊や災難が侵入するのを防ぐため
集落の入り口に張り渡す大しめ縄です。
平尾区では、およそ380年前から続けられているそうです。
その起源ははっきりと分からないそうですが、
一説では寛永の大地震の後から平穏無事を祈り始まったとされています。
神事の後、平尾公民館から400メートルほど離れた
平尾区の西の端にある山前坂に向けしめ縄と飾りを運びました。
大しめ縄は、太さおよそ15センチ長さは60メートルにもなります。
そして、皆で協力して勧請縄をかけました。
飾りは、箒、馬、鍋取り、ひょうたん、鍋敷、酒樽、鯛の7種類あります。
この日新しい勧請縄を掛け終えた住民たちは、今年一年の安全を願っていました。