3月9日号のi-cityニュース

投稿日:2018年03月09日

○伊賀市議会定例会 一般質問4日目
○伊賀市定例記者会見
○勝手神社の神事踊 国の重要無形民俗文化財に指定
○伊賀米生産者研修会
○自殺対策強化月間に伴う啓発活動
●7ch番組情報
《ADS便》32年の歴史に幕 名張西高校卒業式閉校式

【勝手神社の神事踊 国の重要無形民俗文化財に指定】

勝手神社の神事踊が8日、新たに国の重要無形民俗文化財に指定されました

今年度、国の重要無形民俗文化財に指定されたのは
勝手神社の神事踊のほか北海道の松前神楽、埼玉県の秩父吉田の龍勢など6件です。

8日には東京都で指定証書の交付式が行われ
それぞれの保護団体や文化庁の関係者などが出席しました。

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毎年10月の第2日曜日に行われる勝手神社の神事踊。

「かっこ」と呼ばれる太鼓を胸につけた踊り子を中心に26人の役で構成されていて
踊り子だけでなく、境内の中心で太鼓をたたく「楽打ち」なども複雑な動きをみせます。

Still0309_00001  また「踊りの伝承を疑似的な「親子」関係を結んで行うこと」、
「京都府や滋賀県など近隣に分布する太鼓踊と同じく
雨乞いや悪疫退散の祈願として踊られること」などの特徴が評価され
今回の指定に至りました。

県内で国の重要無形民俗文化財に指定されるのは「桑名石取祭の祭車行事」、
「鳥羽・志摩の海女漁の技術」に続き10件目。
また、市内では上野天神祭のダンジリ行事に続く2件目です。

この日交付式に出席した人たちは喜びを分かち合っていました。

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なお、勝手神社の神事踊は10月14日に行われます。