10月30日号のi-cityニュース

投稿日:2014年10月30日

○田守神社 秋祭
○中高一貫教育について議論~伊賀地域高等学校活性化推進協議会~
○災害対策用機械の操作訓練
○西先生の伊賀忍者MG
《ADS便》名張の神輿が大集合 宇流冨志禰神社 名張 秋祭り
●お知らせ 二次救急実施病院の平成26年11月の担当割り
《特集》あつまれ! この街 かんぱに~☆

【田守神社 秋祭】

古山地区最大の祭り田守神社秋祭が29日に行われました。

伊賀市の無形民俗文化財に指定されている田守神社秋祭は
五穀豊穣や家内安全などを祈願するもので、
本祭りのこの日には蔵縄手の田守神社から御旅所まで渡御行われます。

祭典が行われた後、赤鬼、青鬼、獅子、五色の御幣、神社合祀記念の大きな御幣、
神輿などの行列が御旅所に向かいました。

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田守神社からおよそ300m離れた御旅所に着くと、
鍛冶屋獅子連中が獅子神楽を奉納しました。

獅子神楽は、古山地区の7つの区が持ち回りで行っており
今年は鍛冶屋区が担当しました。

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鍛冶屋獅子連中には現在37歳から68歳までの15人のメンバーがおり、
9月からこの日に向けほとんど毎日練習をしてきました。

一行は神社へと戻る途中、「住吉橋」と呼ばれる小さな橋に神輿を止めました。

そして宮田斎主らが神輿と神馬と呼ばれる馬の間を七回半往復しました。

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これは、かつて菖蒲池の鎮守で
現在、田守神社に合祀されている住吉社の神を迎えに行くためのものです。

およそ1時間半かけて行列が神社に戻り境内で「貴箸神事」という箸投げの神事が行われました。

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この日は古くからの祭礼の形態が残る貴重な行事を一目見ようと多くの人が訪れ
秋祭は賑わいを見せていました。