7月3日号のi-cityニュース

投稿日:2015年07月03日

○諏訪神社 半夏生祭 田の虫送り
○ブドウの袋掛け作業に子どもたちが挑戦!
《ADS便》自然の中で遊ぼう・学ぼう 子ども支援グループリヨン いかだ作り
《特集》めざせ!!甲子園 ~名張桔梗丘高校~
●お知らせ
 ・7ch番組情報

【諏訪神社 半夏生祭 田の虫送り】

伊賀市諏訪の諏訪神社で7月2日、害虫を追い出し、農作物の豊作を祈願する
半夏生祭(はんげしょうさい)と田の虫送りが行われました。

Still0703_00000

宮総代や自治会長、各地区の年番などが参列する中
拝殿で神事が行われ、新居遠一宮司が祝詞をあげました。

そして神様にお供えした火を宮総代長が受け取り、松明に火がつけられました。

Still0703_00001

そのあと、田の虫送りに参加する
諏訪地区の小学生とその保護者、宮総代や年番などに分けられました。

松明は長さおよそ2メートルの青竹に松の割木が付けられています。

Still0703_00002

諏訪地区では豊作を祈願する半夏生祭と
害虫を駆除する田の虫送りが一つの祭りとして毎年行なわれています。

田の虫送りは松明をたいて、田のあぜ道を歩くことで虫を引き寄せ、
地区の端まで運んで虫を追い出すといういわれがあります。

Still0703_00003

諏訪神社では戦前までこの行事を行っており
その後途絶え、各家庭で行うようになりましたが
平成4年からは諏訪神社の行事として復活しました。

参加者は1、2キロほどの道のりを歩いて瀬ノ山と言われる場所に向かい
そこで松明を集めて燃やして虫を送りました。