2月7日号のi-cityニュース

投稿日:2018年02月07日

○俳人ファン・ロンパイ初代EU大統領 伊賀市を訪問
○鈴木英敬三重県知事が障がい者雇用の取り組みを視察
○THE仕事人INたまたき
○グローバル・スタートアップカフェ
●お知らせ
・日本イコモス選定記念シンポジウム開催について
・特別番組「伊賀地区駅伝競走大会ダイジェスト」放送について

【俳人ファン・ロンパイ初代EU大統領 伊賀市を訪問】
俳句の愛好家であり、
「俳句ユネスコ無形文化遺産登録推進協議会」の名誉顧問を務める
初代EU大統領のヘルマン・ファン・ロンパイさんが5日
伊賀市を訪れ、松尾芭蕉に関わる施設などを視察しました。

芭蕉五庵の1つである蓑虫庵で
岡本 栄伊賀市長や大森 秀俊伊賀市副市長に出迎えられ、
一緒に施設を見学しました。

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ファン・ロンパイさんは
平成21年に設置された、EU大統領とも言われる
欧州理事会常任議長を設置の年から5年間務めました。

また、俳句愛好家としても知られ、
これまでにオランダ語の句集を2冊出版しているほか
現在、「俳句ユネスコ無形文化遺産登録推進協議会」の名誉顧問を務めています。

今回は1日に来日した後
愛媛県で正岡子規や夏目漱石の生誕150年を記念するイベントに参加し
5日には初めて伊賀市を訪れました。

蓑虫庵では建物を見学したほか、
芭蕉の句碑を見るなどした後、市長、副市長とともに記念撮影をしました。
そして偲翁舎で記者会見が行われ、
まず岡本市長が
「ヨーロッパでも俳句のユネスコ無形文化遺産登録に向け活動をしてくれていて
心強く思っています」と挨拶しました。

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続いてファン・ロンパイさんが
「今回、伊賀で俳句の父である芭蕉が見た景色を見ることができ、
とても感動した」と話しました。

そして、それぞれ自作の俳句を披露しました。

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Still0207_00002最後にファン・ロンパイさんは
「俳句がユネスコ無形文化遺産に登録されたら
また伊賀市に来たいです」と話しました。

そして、俳句のユネスコ無形文化遺産登録に向けて
「国内外問わず様々な人たちに働きかけていきたい」と
意欲を見せていました。