6月18日号のi-cityニュース

投稿日:2018年06月18日

〇馬野川小水力発電所建設工事地鎮祭
〇ミエゾウの足跡レプリカが琵琶湖博物館へ
〇佐那具町敬老会
〇市民公開講座
〇俳句入門教室 第2回 ミニ句会
〇忍者・忍術学講座
●お知らせ 第13回伊賀上野ケーブルテレビ囲碁大会 出場者募集

【馬野川小水力発電所建設工事地鎮祭】

馬野川小水力発電所の建設は、
貴重な水資源を活用して地域活性化に繋げようと、
三重大学と地元の建設会社である「株式会社マツザキ」が中心となって
住民自治協議会と協力して2013年から取り組みを進めてきたプロジェクトです。

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そして去年10月、発電所の建設・運営を行うため、
マツザキの子会社として「みえ里山エネルギー株式会社」が立ち上げられました。

馬野川には、1919年から小水力発電所がありましたが
老朽化などの理由で1958年に廃止。
今回の発電所は以前の場所からおよそ70m上流に建設されます。

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三重大学 国際環境教育研究センターの坂内正明客員教授が開発した
「パイプ型の導水管」を用いることで、
ポンプを使わなくても水の流れがとまらず
通常よりも多くの水を運ぶことができるそうです。

発電した電力は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を利用して、
中部電力に売ることで年間およそ3000万円の収入を見込んでいます。
そしてその収益を、地域の活性化事業などに活用していきます。

「みえ里山エネルギー株式会社」代表取締役の松崎将司さんは、
「ようやくここまで来たという感です。
しっかり完成させ、地域の活性化に繋げていきたいです。」と話していました。

なお、馬野川小水力発電所の工事は6月下旬から7月初旬にかけて始まり、
来年4月の稼働をめざしています。