「マルウェア不正通信ブロックキング」について
昨今「マルウェア」に感染したりする等して、勝手に不正な通信をされたり、悪意のある第三者の踏み台となってしまう等の被害が発生しております。
安全安心なインターネット接続サービスを提供することを目的として、弊社ではインターネット接続サービスにおいて「マルウェア不正通信ブロッキング(マルウェア被害未然防止の取組)」を実施することとしました。
マルウェア(※1)に感染したパソコンなどの機器は、悪意のある第三者が設置した外部のC&Cサーバー(※2)と通信を行い、インターネットバンキングにおける不正送金や、個人IDやパスワードなどの個人情報漏洩、といった被害をもたらす可能性があります。
本ブロッキングでは、お客様がマルウェアの配布サイトへアクセスしようとすると注意喚起の画面を出したり、マルウェア感染後にそのマルウェアが外部のC&Cサーバーと通信を行おうとすると、その通信を遮断することでお客様の被害を防ぐものです。
なお、C&Cサーバーと通信した場合は、当社側でブロッキングをしますので、お客様は気付けません。
◎対象サービス : 全てのインターネット接続サービス
◎開始日 : 2016年 11月1日(火)
※1 マルウェアとは、パソコンなどの機器に損害を与えることを目的に、悪意をもって作られたコンピューターウイルスに代表される、悪意をもったソフトウェアの総称。
マルウェアとC&Cサーバの通信はユーザがウェブブラウザを使用して行うものではなく、マルウェアがユーザの意図とは関係なく行うため、ウェブブラウザ上のプラグインソフト ウェアでは注意喚起や通信を抑止することが難しくなっています。
※2 C&Cサーバーとは、マルウェアに感染してボットと化したコンピュータ群(ボットネット)に指令(command)を送り、制御(control)の中心となるサーバーのこと。
※3 本サービスによりマルウェアの感染被害を完全に防ぐものではありません。
アクセスを希望する場合
ご加入者様の責任におきまして、マルウェア配布サイト等へのアクセスを希望する場合には、当社までご連絡ください。
インターネット接続サービス契約約款の該当条項
第7章「利用の制限」第30条(利用の制限)7、8