〇灯りの幻想夜
〇第11回 伊賀市長杯争奪 グラウンド・ゴルフ大会
〇第30回 上野同和教育研究協議会研究大会
〇IFCくノ一Go!Fight!Win! なでしこリーグ第15節 vs AS埼玉
【灯りの幻想夜】
ふるさと会館いがを会場に12日、灯りの幻想夜と題した催しが行われました。
これは公益財団法人 伊賀市文化都市協会が開いたものです。
伊賀市文化都市協会では毎年
日本独自の伝統芸能に触れることを目的とした能楽鑑賞会を開いています。
16回目となる今回は、会館の外庭に能舞台を特設し、
「竹灯り幽玄能」と題し、初めて薪能として行われました。
はじめにぶんと主催の能楽教室に参加している
伊賀市内の小学校6年生から50歳代までの11人が、仕舞や舞囃子を披露しました。
そして狂言のあと、能「羽衣」が披露されました。
羽衣は三保の松原に伝わる伝説を基につくられたものです。
地上に降りてきた天女の羽衣を持ち帰ろうとした漁夫が
羽衣を返す代わりに天に伝わる舞楽を見せてほしいという物語です。
主人公であるシテ方を演じたのは
喜多流能楽師で重要無形文化財 能楽総合指定認定者の長田驍さんです。
観客は抑揚のある音楽や、優雅な天女の舞に魅了されていました。
また会場にはおよそ2,000個のコップ灯篭などに火がともされており、
幻想的な雰囲気を醸し出していました。
そして芭蕉の俳句が書かれた和紙を用いた行灯
およそ250基が生み出す「灯りの回廊」なども同時に開催されていました。
そのほか市内在住の能面師 山本童悦さんと
いけばなのさまざまな流派がコラボレーションした
「創造ART空間 能面×いけばな」と題した催しも行われていました。
この日はおよそ800人が訪れ、伝統的な文化や芸術に触れました。