○富永的祭
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【富永的祭】
弓を射ることで豊作を祈願する「富永的祭」が今年も2月11日に行われました。
富永的祭の歴史は古く、平成16年9月24日には伊賀市の無形民俗文化財にも指定されました。
富永公民館で祭典が終わると的場に移動し、弓を射る神事が行われました。
心と体を清めるお祓いが行われた後
弓を射る人が「一つ二つ三つ五つ七つ九つ十」と特別な方法で数えながら
竹串を砂の山にさしていきました。
これは竹の串を稲の苗に例えており田植えの様子を表しているそうです。
串の数は、全部で120本と決められており五穀豊穣を願います。
そして、的をめがけて矢を放ちました。
矢が的に命中するとその年は豊作になるといわれています。
今年富永地区には23軒の家によって作られた的祭講があります。
その講のうち6軒が当屋を務め一週間ほど前から的を作るなど準備をしてきました。
神事では、当屋の中から選ばれた4人が矢を放ちます。
見事的に命中すると大きな歓声が起こり太鼓を鳴らすなどして
みんなで喜びを分かち合っていました。
この日会場では地区の五穀豊穣を願い和やかな雰囲気の中神事が行われました。