9月25日号のi-cityニュース

投稿日:2013年09月25日

○猪田公民館で一日のんびり会
○ハイハイ・ヨチヨチ運動会
○見徳寺の木造薬師如来坐像 奈良国立博物館へ
○文部科学大臣賞受賞著書発表
○三重大学が伊賀で開く市民講座~忍者・忍術学講座~
○伊賀の石仏拓本展 -中世人の祈りー
●お知らせ 特別番組 めっちゃオススメ! 秋
《特集》あつまれ! この街 かんぱに~☆

【文部科学大臣賞受賞著書発表】
伊賀市と公益財団法人芭蕉翁顕彰会が優れた俳文学に関係する著書に贈る
今年度の文部科学大臣賞の受賞著書を発表しました。

松尾芭蕉の顕彰事業の一環として連歌、俳諧、俳句などの
俳文学関係著書の中から優秀なものに対して贈られる文部科学大臣賞。

今年度は、平成24年度に刊行されたものの中から
選考委員7人によって選ばれました。

今年度選ばれたのは、二松学舎大学客員教授の矢羽勝幸さんと
福島県立勿来工業高等学校教諭の二村博さんが共同で書き出版した「鴛鴦俳人 恒丸と素月」です。

この本は俳人であり優れた俳諧の指導者でもあった今泉恒丸とその妻、素月の評伝・資料集で
歴史春秋社から出版されています。

この著書では4000人もの門人がいたという
恒丸の俳諧師としての業績や 恒丸が亡くなった後、
俳諧師として旅した素月の様子などが描かれています。

受賞を記念して著者の一人、二村博さんが
10月11日午後1時からハイトピア伊賀で
「鴛鴦俳人 恒丸と素月 ―数奇な二人の生涯―」と題して講演します。

なお、文部科学大臣賞は10月12日に俳聖殿前で行われる
芭蕉祭式典で表彰されます。Still0925_00000