○伊賀市議会定例会 予算常任委員会
○田守神社 十五夜籠り
○愛宕神社 観月祭
《ADS便》みはた虹の丘保育園 第一回レインボーフェスティバル
●お知らせ 二次救急実施病院の9月の担当割り
◆7ch番組情報
《速報》千代の国関 取組結果
【愛宕神社 観月祭】
伊賀市上野愛宕町にある愛宕神社で15日、地域の人たちが参加して
平安時代の月見を再現する「観月祭」が行われました。
愛宕神社の「観月祭」は朝廷の儀式や行事などについて記されている
平安時代後期の書物「江家次第という史料をもとに行っています。
当時、月見をするときには、サトイモとナスそして桐の葉を焼いてできた
灰を混ぜた黒い酒を供えていたそうです。
去年までは、これらの供え物を神社の本殿に供えていましたが
今年からは月に向かって供えるようになりました。
このあとお茶を煎じて飲む方法が主流だった平安時代のように
松風清社の福永清恭さんが煎茶を点てました。
そしてそれを新居宮司が月に向けて供えました。
平安時代の月見では秋の七草の代表である
ハギの枝を使ってナスに穴をあけその穴から月を見るという風習がありました。
また、ナスの水分でできた水鏡から月を見ることができると
願いが叶うとされています。
薄い雲の中から月が顔を出し
行事の参加者は、願いを込めながらナスに開けた穴から月を覗いていました。
参加者はおよそ1000年前の風習にならって、風情ある月見を楽しんでいました。