○地区の平穏無事を祈る 平尾区の勧請縄
○成和東小学校 笠部地区世代間交流
○大山田公民館いきいきライフ講座
○見どころいっぱい三重県上野森林公園
《ADS便》 名張郷土カルタ大会
◆7ch番組情報
《速報》千代の国関取組結果
【地区の平穏無事を祈る 平尾区の勧請縄】
1月11日、平尾区の住民が伊賀市長田の平尾公民館に集まり
長さ80mにもなる勧請縄が掛けられました。
この日は午前8時ごろから地区に住むおよそ30人が藁を編み
しめ縄やそれに付ける飾りを作りました。
勧請縄は、地区に悪霊や災難が侵入するのを防ぐため
集落の入り口に張り渡す大しめ縄です。
平尾区ではおよそ380年前から続けられている
新春の伝統行事となっています。
その起源は、はっきりと分からないそうですが、
一説では寛永の大地震の後から平穏無事を祈り始まったとされています。
大しめ縄は、太さおよそ20センチ長さは80メートルにもなります。
またこの日は、長田保育園の3歳児から5歳児およそ30人も見学に訪れ
飾りの説明などを聞きました。
およそ3時間かけて作られたしめ縄と飾りは、
射手神社の髙田喜博宮司などによって清められた後
平尾公民館から500メートルほど離れた
平尾区の西の端にある山前坂へ
しめ縄と飾りを運びました。
そして、皆で協力して勧請縄をかけました。
飾りは、鯛、酒樽、ひょうたん、鍋取り、鍋敷、箒、馬の7種類あります。
この日新しい勧請縄を掛け終えた住民の皆さんは
今年一年の安全を願っていました。