○みえの現場“やっぱし”すごいやんかトーク
○世代間交流事業の一環で依那古小学校6年生が卒業制作
○はじめての連句
○上野高校で伊賀学検定セミナー
○みんなでえほん展in曙保育園
《ADS便》唐招提寺に竹を送る会がおよそ1500本の女竹を奉納
●お知らせ・けーぶるにっぽん食・JAPAN Season.2放送について
【みえの現場“やっぱし”すごいやんかトーク】
鈴木英敬三重県知事が現場に赴き地域で頑張っている県民と対話をする
「みえの現場“やっぱし”すごいやんかトーク」が25日、
伊賀市平野西町にあるとれたて市「ひぞっこ」を会場に行われました。
この日は、「伊賀牛」をテーマに
伊賀地域で伊賀牛の生産に携わっている9人が集まり知事との対話をしました。
「みえの現場“やっぱし”すごいやんかトーク」は
地域の力を伸ばす県政を展開するため
知事が県内各地を訪れそこで頑張っている県民の声を直接聞こうと
平成23年から行われているものです。
伊賀市では今回で10回目の開催となりました。
伊賀牛とは伊賀産肉牛生産振興協議会が管理する
出産を経験していない黒毛和種の雌牛で、最終肥育地として
伊賀地域で12ヶ月以上飼われ出荷される牛のことを言います。
中には仔牛を繁殖させ、食肉として出荷するまで
すべて伊賀地域で完結して生産している農家もあります。
出席者は精肉店や消費者からの「脂が多くて味がしつこい」などの意見を参考に
飼料の配分を変えてみるなど工夫している取り組みについて説明しました。
また、伊賀にこだわって育てようと
伊賀産の酒米からでた酒粕や伊賀米の稲わらを
牛の飼料にしていることを紹介する人もいました。
現在、伊賀地域で肉牛として伊賀牛を生産している農家は29戸で
その数は年々減少しています。
出席者からは、
伊賀地域の農家には若い人を受け入れる環境が整っていないことや
伊賀牛の頭数を増やし市内外にアピールするためにも
後継者の育成は重要であることなど様々な課題があげられました。
最後に鈴木知事は、
「皆さんがこだわりを持って伊賀牛の生産に取り組んでいることが分かりました。
人材確保などの課題解決に向けて取り組んでいきたいです。」と話していました。