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【東海地区高校生介護技術コンテスト】
福祉を学ぶ高校生が介護の知識と技術を競い合う
「介護技術コンテスト」の東海地区大会が23日に行われました。
伊賀白鳳高校を会場に行われた東海地区高校生介護技術コンテストには、
愛知県、岐阜県、三重県、静岡県から8校が出場しました。
三重県から大会に出場するのは、
先月行われた県大会で1位となった伊賀白鳳高校と2位の明野高校です。
競技は、選手2人、アシスタント1人のチームで行い、
7分間の競技の後、2分間のアピールタイムで、気をつけたポイントなどを紹介します。
どのような状況で介護を行うかは当日知らされ、各チーム別室で25分間
課題について検討を行ってから本番にのぞみます。
この日は審査員の1人が施設の利用者役となり進められました。
審査員は5人で、コミュニケ―ションがとれているか、
意欲を引き出す工夫がされているかなどについて審査されました。
この日の設定は、脳梗塞のため左上下肢麻痺となり老人性難聴を患っている82歳の女性を
リビングである畳の部屋から自分の部屋のベッドまで移動させるという内容です。
伊賀白鳳高校の選手の2人は、利用者への声掛けはもちろん、
選手同士も常に声を掛け合い、安全に利用者を移動させようと取り組み
アピールタイムに発表していました。
8校すべての競技が終わると交流会と閉会式が行われ、
その中で結果が発表されました。
最優秀賞には三重県立明野高校、そして優秀賞には伊賀白鳳高校が選ばれました。
明野高校は10月に秋田県で行われる全国大会に出場します。