○伊賀市水道事業の水の需要見直しと財政的影響に関する説明会
○伊賀のかんこ踊り 映像鑑賞とトークの会
○おはなしフェスティバルin伊賀
○新居地区 じばさんフェスタ
○2013しまがはら人権のつどい
○伊賀上野ライオンズクラブ杯 サッカー大会
《特集》いがっ子元気ッコ!~柘植保育園~
【伊賀市水道事業の水の需要見直しと財政的影響に関する説明会】
伊賀市上野丸之内のハイトピア伊賀で12月1日、
伊賀市が今後の水需要の見通しや
ダム建設などに関する説明会を開きました
伊賀市によると先月発表した見通しをさらに見直した結果
川上ダムを建設した場合伊賀市の負担額は63億9千万円で、
建設しなかった場合の負担額は新たな水源の確保にかかる費用などを含め
157億円になります。
さらに今後30年間にわたる一般会計での毎年の負担額としては
ダムを建てた場合は5千万円、
建てなかった場合は1億8千万円になると説明しました。
また、質疑応答では、ダムを建てなかった場合の
水源の代替案について多くの人が課題にあげました。
現在、伊賀市はダムを建てることを前提に
暫定的な水利権を得て木津川から水をとっています。
市の見通しではダムを建てない場合は
名張市の青蓮寺ダムから水を分けてもらい
既存の施設を改修して使う案を示していますが
このためにはおよそ140億円の費用がかかるとしています。
参加者の中には、地下水の利用なども考え
もっと安くすむような他の案もしっかり検討すべきだ
といった意見がありました。
また、大雨による浸水被害に悩む地域の住民が
水害防止のために
ダムの建設を訴える場面もありました。
説明会の最後には
岡本市長が「市長が決めれば事がおさまるわけではない」として
市民や議会に向けて自らの思いを話しました。
なお、市長は12月議会での議論の後意見をまとめ早ければ
年内に答えを出したいとしています。