8月30日号のi-cityニュース

投稿日:2018年08月30日

○西柘植小学校で地震を想定した避難訓練
○壬生野小学校 起震車で地震を体験
○柘植中学校で防災啓発授業
○勝手神社神事踊に向け 牡丹花づくり
《ADS便》楽しく運動! 桔梗が丘保育園「ばりっこ教室」
●お知らせ 二次救急実施病院の9月の担当割り

【勝手神社神事踊に向け 牡丹花づくり】

今年3月に国の重要無形民俗文化財に指定された「勝手神社の神事踊」。
10月の本番に向け準備が始まりました。

8月25日、勝手神社に、神事踊保存会の会員や踊り子など約20人が集まり、
踊りの際に衣装に着ける花飾りを切り取る作業をしました。

Still0830_00004

勝手神社の神事踊は毎年10月の第2日曜日に行われ、
踊り子が胸につけた「かっこ」という太鼓を打ち、無病息災などを祈願します。

Still0830_00009

豪華な衣装や、オチズイという背中の装飾も特徴のひとつで、
使われている花は毎年すべて人の手で作っています。

中でも大きな牡丹花は本番が終わると、縁起物として地区の人たちに配られます。

Still0830_00006

6種類の大きさの花びらを作り、
必要となる60本分すべてを合わせると約1600枚にものぼります。

また、合わせて、オチズイにつける桜の花も作っていきました。

Still0830_00007

そして翌日の26日、花びらの色を付ける作業が行われました。

小さい花びらから順に、数枚ずつ重ねて染め、染色液を絞ります。

そして、1枚ずつはがして板の上で乾かしていきます。

牡丹の花びらを染め終えると、桜を染めます。

Still0830_00008

使う材料は同じで、水で薄めて色を調整していました。

染色液は年長者の経験から、材料や分量を決めているそうです。

Still0830_00010

これまで培ってきた経験を活かしながら、
10月14日の祭りに向けて準備を進めていきます。