1月13日号のi-cityニュース

投稿日:2014年01月13日

○新春の伝統行事 勧請縄作り
○くれはいきいきサロンで救護勉強会
○第10回新居SSS杯少年フットサル大会
◆成人式
 ・島ヶ原中学校区
 ・上野南中学校区
 ・崇広中学校区
《速報》千代の国関取り組み結果
《特集》いがっ子 元気ッコ!~大山田保育園~

【新春の伝統行事 勧請縄作り】

伊賀市石川の穴石神社で12日、
地域の無病息災を願う、新春の伝統行事勧請縄作りが行われました。

勧請縄は、集落の南東方向の入り口、鬼門に当たるところに大しめ縄を張ることで
地区に災難や病魔が侵入するのを防ぎ幸せが逃げないと言われています。

この日は、朝8時頃から穴石神社に
氏子青年会18人と氏子総代などが集まり勧請縄を作りました。

長さ、およそ70メートル、太さ40センチ、重さ250キロほどで
しめ縄の真ん中には、大息子と呼ばれる飾り物を付け
その左右に子息子と呼ばれる飾り物を付けます。

氏子たちは、伝統の掛け声に合わせてしめ縄を力強く編んでいき4時間ほどで完成させました。

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午後からは、お払いを受けたあと
氏子たちはしめ縄を担いで穴石神社から800メートルほど離れた倉谷橋まで運びました。

倉谷橋に着くと氏子らが川に入り、
膝まで水に浸かりながら縄の端を対岸へと渡していきました。

最後は、「引き伸ばし唄」と呼ばれる五穀豊穣と子孫繁栄を願う唄を歌いながら、
対岸の木に縄を結び付けました。

このしめ縄は、一年間地域のシンボルとして石川地区を見守ります。

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