〇伊賀市のかんこ踊り 3件が県指定文化財に
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【伊賀市のかんこ踊り 3件が県指定文化財に】
市内で継承されているかんこ踊り、「日置神社の神事踊」「大江の羯鼓躍」
「比自岐神社の祇園踊」の3件が県の無形民俗文化財に指定されました。
新たに県指定となった3件はこれまで市の指定文化財だったもので、
三重県文化財保護審議会の答申を受け1月28日に決まりました。
日置神社の神事踊は毎年4月10日の春祭りで奉納されていて下柘植宮踊保存会と
愛田かっこ踊り保存会によって継承されています。
もともと市内では40カ所ほどでかんこ踊りと総称されるこのような踊りが
踊られていたそうですが、現在では、国指定文化財となった勝手神社の神事踊を含む
4つが踊られるのみとなっています。
伊賀市は保護の必要性が高まっているとして平成24年度に学術調査を実施。
そして去年、県指定への推薦を行っていました。
大江の羯鼓踊は毎年4月20日に陽夫多神社の春祭りで奉納されていて
大江羯鼓踊保存会によって継承されています。
日置神社の神事踊と大江の羯鼓踊はともに中世末期の風流踊りの形態を伝えていること。
また伊賀地域を中心とした周辺地域に分布する特徴的な曲を伝承していることから
「芸能の発生や成立過程を知る上で重要な民俗芸能と言える」と評価されました。
比自岐神社の祇園踊は毎年7月の第4日曜日に祇園祭で奉納されていて
比自岐神社祇園踊保存会によって伝承されています。
これらの指定により市内の県無形民俗文化財は7件になりました。