2月10日号のi-cityニュース

投稿日:2014年02月10日

○平成26年第1回伊賀市議会臨時会
○観菩提寺正月堂 修正会 お水取りと大餅搗き 
○国史跡旧崇廣堂で書道教室
○岡鼻地区文化祭・稲荷神社祭
○伊賀地域自主防災組織リーダー研修会
《特集》いがっ子 元気ッコ!~壬生野保育園~

【観菩提寺正月堂 修正会 お水取りと大餅搗き】
伊賀路に春を呼ぶといわれ、およそ1260年前から続く
観菩提寺正月堂の「修正会(しゅしょうえ)」。
島ヶ原の人たちがずっと守りついできたこの行事は、 
昭和29年に三重県の無形民俗文化財に指定されています。

今年も2月11日には、供え物を本堂へと勇ましく担ぎこむ「練りこみ」。
12日には僧侶たちが荒行を繰り広げる「結願法要」が行われ大きな盛り上がりを見せます。

2月8日には正月堂で、お水取りが行われました。

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雪が降る厳しい寒さの中、伊賀市島ヶ原の観菩提寺正月堂で
お水取りが行われました。

まず青山住職が行事の無事を祈る儀式を行いました。

正月堂の修正会は、地域の住民で構成された「講(こう)」が中心となり行われます。

講は「節句之頭(せきのと)」とも呼ばれ、この日は今年の修正会に参加する
6つの節句之頭から、今年の当番にあたる
「本頭(ほんとう)」がそれぞれ集まって行われました。

今年は、元頭村(えとうむら)、聖風講(せいふうこう)、中矢方(なかやほう)、西方(にしほう)、白黄会(はくおうえ)、そしてこども節句之頭やぶっちゃの
6つの節句之頭が参加します。

儀式の後、「浄水(じょうすい)」や「別火(べっか)」など、
行事や供え物の準備に必要なものが手渡されました。

この日無事お水取りを終えたみなさんは気持ちを新たにしていました。

そして一夜明けた9日には、修正会で納める餅を搗く行事
「大餅搗き(だいひょうつき)」がそれぞれの節句之頭で行われました。

今回のi-cityニュースでは、元頭村を始め聖風講、そして聖風講、西方、白黄会の3つが集まって行われた大餅搗きなどをお送りしています。

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