○新型コロナワクチン 高齢者の接種予約始まる
○新大仏寺 春季大祭
〇俳句入門教室～俳句の手ほどき～
〇チェロとピアノで奏でるロマン派の情熱
〇伊賀焼をPR「トイカプセル」登場
《再放送》伊賀山巡り 余野公園から油日岳をめざして
【新大仏寺 春季大祭】
伊賀市富永にある新大仏寺で16日、春季大祭が行われました。
この日は小雨が降る中、まず岩屋不動明王の行場で密教や修験道、
神道の修行方法の一つである滝行が行われました。
その後、山伏姿の僧侶らが入場し柴燈大護摩法要が営まれました。
柴燈大護摩とは野外で行う大規模な護摩祈祷のことで、
薪を積み上げて炉をつくりその上をヒノキの葉で覆い焚き上げます。
まず、斧を使って護摩壇を清め、そのあと弓矢の行事が行われました。
矢を放つことで悪疫を退散させ、結界の中を清める意味があるそうです。
そして家内安全や新型コロナウイルスの早期収束など、
世の中の平穏を祈る願文が読み上げられ、護摩壇に火がつけられました。
最後に、護摩の炎や煙を体に当て不動明王の御利益を頂くお火加持が行われ、
この日訪れた人は無病息災などを願っていました。