6月11日号のi-cityニュース

投稿日:2021年06月11日

〇病院の建設工事現場で労災防止パトロール
〇日本語学習支援ボランティア研修会
〇それぞれの象展THE SECOND
《特集》新たな特産品へ!布引地区のブドウサンショウ
《ads便》とこまるのパネルお披露目式
●お知らせ けーぶるにっぽん彩・JAPAN放送について

【病院の建設工事現場で労災防止パトロール】

伊賀市上之庄の旧伊賀市立成和中学校跡地に建設される岡波総合病院の工事現場で
10日、労働災害を防ぐためのパトロールが行われました。

岡波総合病院は2022年9月の完成をめざし、新築移転工事が進められています。

パトロールでは、
建設工事を行う株式会社大林組の社員が
伊賀労働基準監督署の署長をはじめ、職員に
工事の状況や安全対策の方法などが説明しました。

伊賀労働基準監督署管内の伊賀市、名張市での
休業4日以上の労働災害負傷者は
今年に入ってから4月末現在で75人。

去年の同じ時期に比べ17人の増加となっています。

また今年死亡災害は発生していないものの、
去年は2人の命が失われています。

このようななか2018年から伊賀労働基準監督署では
労働災害の減少をめざし「チャレンジアンダーいが」推進運動を展開しており、
目標達成のため6月の全国安全週間準備期間中に署長パトロールを実施しています。

こちらの現場ではこれまで、軽微なものも含め
労働災害は発生していないそうです。

パトロールのあと伊賀労働基準監督署の久留原署長は
「墜落防止対策などしっかりできていた。
これから工事が佳境に入り今以上に危険が増すと思うので、
これからも対策をお願いします」と講評しました。