7月4日号のi-cityニュース

投稿日:2013年07月04日

○第23回参議院議員通常選挙公示
○諏訪神社 半夏生祭 田の虫送り
○上野西小学校と上野高校 見学・交流会
○とうかい号乗船者 市長に研修報告
○特集 めざせ!甲子園~あけぼの学園高校~
●お知らせ 「あい・愛コンサート」
《特集》 キラっと☆元気印!!

【諏訪神社 半夏生祭 田の虫送り】

伊賀市諏訪の諏訪神社で2日、害虫を追い出し、
農作物の豊作を祈願する半夏生祭と田の虫送りが行われました。

諏訪地区の小学生と保育所に通う子どもとその保護者、
宮総代や年番など総勢およそ70人は松明を持って諏訪神社の境内を次々と出発しました。

「半夏生」とは、半月毎の季節の変化を表した二十四節気を
さらに5日ずつに分けた七十二候の一つです。

夏至から11日目にあたる日のことで、毎年7月2日頃になります。

また梅雨が明けて田植えが終わり半夏と呼ばれる
植物の花の時期である事から「半夏生」とよばれています。

諏訪地区では、豊作を祈願する半夏生祭と
害虫を駆除する田の虫送りが一つの祭事として毎年行なわれています。

この田の虫送りは松明をたいて、田のあぜ道を歩くことで虫を引き寄せ、
地区の端まで運んで虫を追い出すといういわれがあります。

諏訪神社では、戦前までこの行事を行っており
その後途絶え、各家庭で行うようになりましたが
平成4年から諏訪神社の行事として復活しました。

長さおよそ1メートル50センチの青竹に松の割木が付けられた松明を持った人々は、
およそ1.2キロの道のりを歩いて瀬ノ山と言われる場所に向いました。

そこで、松明を集めて燃やし虫を送りました。

諏訪神社 半夏生祭 田の虫送り