8月11日号のi-cityニュース

投稿日:2014年08月11日

○夏休み工作教室~竹笛作り~
○関西本線木津亀山間複線電化促進同盟会 総会
○平和について考える企画展開催中
○SPP体験的科学学習
●お知らせ 伊賀市上野図書館 雑誌スポンサー募集
●お知らせ 夜回り先生講演会
《特集》おうちでワクワク園芸!

【SPP体験的科学学習】

独立行政法人科学技術振興機構が支援する
サイエンス・パートナーシップ・プログラム(SPP)の一環で
三重県立上野高校の生徒が「竹」についての実験を行いました。

2日間にわたって行なわれたサイエンス・パートナーシップ・プログラム。

4日には上野高校理数科の1年生39人が、伊賀市ゆめが丘にある
産学官連携地域産業創造センター「ゆめテクノ伊賀」に訪れ、
伊賀市坂下の竹を利用して炭を作り、
出来た竹炭の活用方法を考える実験を行いました。

 Still0811_00001

続いて生徒は伊賀市坂下の竹林でフィールドワークを行ないました。

Still0811_00003

ここでは伊賀地域の竹の体積を想定するため、竹の直径を測定するなどし、
実際に竹を切って炭にするための準備も行ないます。

そのあとフィールドワークに出かける前に作った竹炭の様子を見に行きました。

Still0811_00004

こちらはおよそ6時間かけて完成した竹炭です。

今回の実験では酸素量が多くなり、大部分が灰になってしまいましたが
通常は3割程度の竹炭ができるということです。

5日には、伊賀市ゆめが丘にあるゆめテクノ伊賀で
三重大学伊賀研究拠点で製作した竹炭の性質について調べる実験をしました。

生徒は、三重大学伊賀研究拠点の研究員、紀平征希さんの指導により
リン酸などの物質が竹炭によって除去されるかについて調べました。

この日生徒は、身近な場所や物を使って様々な調査や実験を行い
科学への関心を高めていました。

Still0811_00005