7月9日号のi-cityニュース

投稿日:2013年07月09日

○ハッチョウトンボ観察会
○2013年全国あんざんコンク-ル
○神戸神社で初魚掛祭
○野村ふれあいフェスタ
○西条公民館で出前講座「転倒予防と笑顔で体操」
○食育教室「ぱくぱく」味覚について
○千代の国関取組結果
◆特集◆ いがっ子元気ッコ!~みどり保育園 すずらん組~

【神戸神社で初魚掛祭】

伊賀市上神戸にある神戸神社で8日、初魚掛祭が行われました。

神戸神社は日本神話に登場人物する倭姫命が
天照大御神の鎮座地を求めている間の4年間
天照大御神をおまつりしていた場所です。

その後、天照大御神は伊勢に鎮座されましたが
それよりも先にまつられていたことから
神戸神社は「元伊勢」と呼ばれています。

初魚掛祭は今からおよそ2千年前、
倭姫命が伊賀市上神戸地区を訪れた際に、
木津川にある岩鼻というところで鮎をとり、
献上したという言い伝えから行われています。

この日は鮎や夏野菜が奉納されました。

この鮎は岩鼻という場所でとられたもので
古くから初魚掛祭りのときにはこの場所で氏子が鮎を釣って奉納します。

祭典には氏子総代をはじめ、頭屋20人が参列し、
奥村和子宮司が祝詞をあげました。

続いて神和の儀である盟神探湯が行われました。

これは自らの身と心にある汚れを払い、清らかであることを誓う儀式です。

窯でお湯を沸かし、その熱湯の中に笹を入れ、
それを頭屋たちの頭の上で振り回します。
そうしてお湯をかけることで、雑念や欲望を払います。

なお、伊勢神宮と同じように神戸神社でも20年に一度、遷宮が行われます。
神戸神社では平成27年に行われる予定です。

 神戸神社で初魚掛祭