10月15日号のi-cityニュース

投稿日:2014年10月15日

○勝手神社 神事踊
○伊賀酒DE女子会
○第11回忍の里ソフトテニス大会 ~一般の部~
○忍者・忍術学講座
○俳画展
《特集》上野天神祭に向けて ~小玉町~
《特集》おうちで ワクワク園芸!

【勝手神社 神事踊】

伊賀市山畑の勝手神社で12日、神事踊が奉納されました。

まず、神社から1キロほど離れた所にあるお旅所から 神社に向けて練り歩きました。

人よけをする猿や籠馬を先頭に、壬生野小学校の児童4人が太鼓をたたき その後ろに「歌出し」、「笛吹き」、「楽打」が続きます

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Still1015_00001次に青鬼、赤鬼、そして最後には「カンコ」と呼ばれる太鼓を胸にかけ、 重さおよそ10キロもある華やかな「オチズチ」を背負った「中踊り」が続きます。

そして、神社に到着すると2つの鳥居をくぐり境内で神事踊が奉納されました。

この踊りは、悪疫退散や雨乞いなどの祈りと、神の恵みに対する感謝、 また五穀豊穣と区内安穏を祈り毎年行われているものです。

踊りは「式入踊」「御宮踊」「神役踊」「津島踊」の4つが奉納されました。

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これは、田植えから収穫までの様子を表しており「早乙女」とよばれる4人は 太鼓を叩き、米の苗を植えます。

4人の中心にいる楽長は地主で早乙女の息を合わせます。

そして、歌出しが拍子をとり、中踊りと赤鬼、青鬼が田の見張り役をします。

中踊りが背負う「オチズチ」の花飾りはたわわに実った稲穂を表しているそうです

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この踊りは、およそ2時間かけて奉納され訪れた人たちは 伝統ある美しい踊りに見入っている様子でした。

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