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【勝手神社 神事踊】
伊賀市山畑の勝手神社で12日、神事踊が奉納されました。
まず、神社から1キロほど離れた所にあるお旅所から 神社に向けて練り歩きました。
人よけをする猿や籠馬を先頭に、壬生野小学校の児童4人が太鼓をたたき その後ろに「歌出し」、「笛吹き」、「楽打」が続きます
次に青鬼、赤鬼、そして最後には「カンコ」と呼ばれる太鼓を胸にかけ、 重さおよそ10キロもある華やかな「オチズチ」を背負った「中踊り」が続きます。
そして、神社に到着すると2つの鳥居をくぐり境内で神事踊が奉納されました。
この踊りは、悪疫退散や雨乞いなどの祈りと、神の恵みに対する感謝、 また五穀豊穣と区内安穏を祈り毎年行われているものです。
踊りは「式入踊」「御宮踊」「神役踊」「津島踊」の4つが奉納されました。
これは、田植えから収穫までの様子を表しており「早乙女」とよばれる4人は 太鼓を叩き、米の苗を植えます。
4人の中心にいる楽長は地主で早乙女の息を合わせます。
そして、歌出しが拍子をとり、中踊りと赤鬼、青鬼が田の見張り役をします。
中踊りが背負う「オチズチ」の花飾りはたわわに実った稲穂を表しているそうです
この踊りは、およそ2時間かけて奉納され訪れた人たちは 伝統ある美しい踊りに見入っている様子でした。