2月19日号のi-cityニュース

投稿日:2015年02月19日

○伊賀市議会議員全員協議会
○槙山地区 勧請釣縄行事
○陽夫多神社 裸々押し
○伊賀ロケの映画「娚の一生」ロケ地&観光周遊マップを制作
《ADS便》伝統精密工芸「根付」福岡照男さん初の個展
●お知らせ
 ・大野雄二トリオ ルパンティックジャズナイト
《特集》おうちでワクワク園芸!

【陽夫多神社 裸々押し】

陽夫多神社で18日、伊賀地域では珍しい真冬の裸祭り裸々押し(だだおし)が行われました。

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祭りの参加者が生まれた時と同じように裸になることによって清らかな姿で神様と向き合う裸祭り。

この日参加したのは地元の小学1年生から65歳までの男性35人ほどです。

大人が内、子どもが外側になるよう肩を組んで輪になり、
「ワッショイ、ワッショイ」と威勢のいい掛け声とともに片方の足を上げて左右に回ります。

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春のはじめに繁栄を祈る「祈年祭」として行われている陽夫多神社の「裸々押し」は、
今から400年以上も前、天正年間に始まったとされています。

毎年、2月18日の夜に厄年にあたる人や氏子の有志が裸になって
豊作、家内安全、厄払いなどを願って踊ります。

昔は社殿いっぱいになるほど多くの人であふれかえったというこの祭も、
現在は参加者の数が減ってきているそうです。

しかし、一般から参加者を募ったり、
地元の河合サッカースポーツ少年団や陽道館剣道教室に所属する子どもたちに参加を呼びかけるなどし毎年賑やかに行われています。

そして今年は参加者の中に日本の文化と祭りに興味があって参加したという外国人の姿もありました。

この日は伊賀では珍しい裸祭を一目見ようと多くの人が訪れていました。