3月9日号のi-cityニュース

投稿日:2015年03月09日

○神戸神社 御木曳初式
○わくわく子どもフェスタ
○IFCふたば杯サッカー大会
○阿波自治協グラウンドゴルフ大会
《特集》おうちで ワクワク園芸!

【神戸神社 御木曳初式】

20年に1度行われる神戸神社の式年遷宮。

3月9日には、神社に木を曳きいれる行事
「御木曳初式」が行われ、
総勢200人以上の氏子が参加しました。

白装束をまとった氏子らが集まり、
まず祭典が執り行われました。

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「御木曳初式」では出発前に「木遣唄」をうたいます。

「采」と呼ばれる采配と御幣を兼ねたものを振りながら、 力強い声が響き渡りました。

知られている限り、これまでの神戸神社の「御木曳初式」ではうたわれておらず、
氏子の男性13人が、行事を盛り上げようと取り組んできました。

唄

前例がないため、伊勢神宮の氏子に教わり、 歌詞も神戸神社に合うようにアレンジ。

去年の9月から 本格的に練習を行い、この日を迎えました

そして準備を整えていよいよ出発です。

Still0309_00002 Still0309_00001 Still0309_00004 伊勢神宮のご祭神、天照大御神は
伊勢に鎮座される前の4年間神戸神社に鎮座されました。

そのことから神戸神社は「元伊勢」とよばれています。

そのため20年ごとの本殿の式年造営には
伊勢神宮の式年遷宮の古材を御用材として使っています。

この日、神社に曳きいれる木は
屋根の一番高い位置にある「棟木1本」と
その棟木を支える「棟持ち柱2本」の合わせて3本。

それぞれに地区の氏子らが分かれ 神戸神社まで運びます。

出発からおよそ1時間30分後。

無事、神戸神社に木を運び込むことができ
境内では、神社に無事到着した喜びを唄う
「祝い木遣唄」がうたわれ
みんなで喜びを分かち合いました。

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なお、3月25日には夜から御祭神を仮の社殿にお移しする
「仮遷宮」が行われる予定です。