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10/9勝手神社の神事踊 初生中継!
投稿日:2022年10月07日

#スタッフブログ

中畑 亜香里
投稿者:中畑

10/9勝手神社の神事踊 初生中継!
投稿日:2022年10月07日

#スタッフブログ

投稿者:中畑

中畑 亜香里

伊賀市山畑にある勝手神社で毎年10月の第2日曜日に奉納されている「勝手神社の神事踊」をご存知でしょうか?

胸に「鞨鼓」という太鼓をつけて踊る「かんこ踊り」として、京都府や滋賀県など近隣のものとの関連性が感じられる事、多くの役で構成されていること、踊り子が疑似的な親子関係を結んで踊りの伝承を行うことといった特徴が認められ、国の重要無形民俗文化財に指定されています。

また、豪華な衣装や飾りを身に着けて踊る「風流踊り」の一種でもある勝手神社の神事踊。
今年!!全国の他の風流踊りとともにユネスコ無形文化遺産に登録される見込みです!!!

ICTでは勝手神社の神事踊のユネスコ無形文化遺産登録を前に、伊賀市の皆さんに踊りについて知ってもらおうと、今年初めて、生中継を行います!!

中継では元踊り子で現在は保存会として活動している3人をゲストに招き、解説や裏話、思い出話など踊りを見ているだけではわからないことについて、色々お聞きします( *´艸`)

中継をするにあたり、練習にお邪魔して新人さん親子にお話を聞いたり、手作業で行っている飾り作りの様子を取材したりしてきました。

親子関係は教える踊り子を「オヤ」新人を「コ」として結びます。

原則はオヤ一人に対してコも一人。そのため、その関係性は強く、冠婚葬祭にも及ぶんだそうです。
練習中もオヤがコを気にかけて、アドバイスを送る姿が印象的でした(#^^#)

また、豪華な飾りは踊り子や保存会だけでなく地区の人たちが力を合わせて作ります。

竹ひごに花や葉っぱを貼り付けたり、それを「オチズイ」という踊り子が背負う飾りに1本ずつくっつけたり。(オチズイ1つにつき28本ずつ付けます!オチズイは全部で6つ作ります!)

地区の方たち皆さん気さくで、協力しながら楽しそうに作業していてとてもほっこりしました(^^♪

地区全体でつないでいる勝手神社の神事踊。伊賀市、日本だけでなく、世界の遺産になろうとしています。山畑の方々だけでなく伊賀市民みんなで祭りの存続を支えていきたいですね。

勝手神社の神事踊 生中継10/9(日) 午後2時から
ICTコミュニティチャンネル007chICTコネクトアプリで放送します!!
ぜひご覧ください(^^)/