全英オープンゴルフ選手権
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全英オープンゴルフ選手権は男子メジャートーナメントの1つで、全英ゴルフ協会(R&A)主催の世界で最も古く、権威のあるメジャートーナメント。英語で“The Open Championship”と呼ばれるのは、第1回大会が開催された1860年当時、他にオープン選手権が存在せず、他大会と区別する表現を含める必要がなかったため。優勝者には「クラレット・ジャグ」と呼ばれる優勝トロフィーが贈られる。開催コースは海岸に位置する“リンクスコース”に限るという不文律があり、人の手が加わっていない「あるがままの自然」を残した状態で行われる。アンジュレーションに富んだフェアウェイ、垂直に切り立つバンカー、腰の高さまで伸ばしたラフなどが特徴。また、寒くじめじめとした雨、強く湿った海風など気候とも戦わなければいけない。153回目の今大会はロイヤルポートラッシュで開催される。2019年以来3回目の開催地となるロイヤルポートラッシュは、1888年に9ホールが作られ、その後、トム・モリスの設計により18ホールに拡張されたコース。18ホール中8ホールがドッグレッグであることが特徴で、風の影響を受けやすいリンクスにおいて、いかにフェアウェイをキープするかが勝負のカギを握る。日本勢では、松山英樹・星野陸也・今平周吾が出場資格を有しているが、国内ツアー「~全英への道~ミズノオープン」や、他ツアーの結果により出場人数が増える可能性もある。
昨年はザンダー・シャウフェレがメジャー2勝目。最終日、首位と1打差の2位からスタートしたシャウフェレは、前半は堅実なプレーでスコアを伸ばし、後半に入り4バーディの猛チャージ。この日のベストスコアとなる「65」をマークして逆転優勝。シャウフェレは、同年5月の「全米プロゴルフ選手権」で念願のメジャー制覇を成し遂げており、2018年のブルックス・ケプカ以来となる年間メジャー2勝目を飾った。一方、総勢8名が出場した日本勢では唯一松山英樹が決勝ラウンドに残ったものの、スコアメイクに苦しみ66位で大会を終えた
※ゴルフネットワーク(114ch)は伊賀上野ケーブルテレビのスタンダードコース・デラックスコースでご視聴いただけます。
放送スケジュール
全英オープンゴルフ選手権
<放送日時> ※全ラウンド生中継
1日目 7/17(木)午後2:30~翌午前4:00
2日目 7/18(金)午後2:30~翌午前4:00
3日目 7/19(土)午後6:00~翌午前4:00
最終日 7/20(日)午後5:00~深夜3:00
【最大延長 1日目~3日目 午前5:00/最終日 午前6:30】