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今回は、中小企業におけるDXについてご紹介しています。
DXとは何か
「DX」という言葉をよく耳にするようになりました。企業活動に於いて、また行政施策の中でもしばしば登場するキーワードとなっています。「Digital Transformation（デジタル・トランスフォーメーション）」の略称であることはよく知られていますが、具体的には何を意味するのでしょうか。
経済産業省の資料には、「Digital Transformation（デジタル・トランスフォーメーション）」の定義として、“企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。”とされています。*1
これまで、企業活動の中で「デジタル化」や「IT化」といった社内における業務効率向上の取組みが行われてきました。一方で、DXには「顧客や社会のニーズ」や「ビジネスモデルの変革」といったテーマが含まれています。
引用：* 1 デジタルガバナンス・コード2.0 (経済産業省)
中小企業のDX
DXは大きなテーマであり、中小企業においてもその必要性が増しているのではないでしょうか。人手不足や人材不足に加えて、社会制度やビジネスの急速なデジタル化がその大きな理由であると言えます。
しかしながら中小企業のDX化はそれほど進んでおらず、中小機構（独立行政法人中小企業基盤整備機構）が行ったアンケート調査では、DXについて推進・検討しているとする企業は24.8％に留まっています。*2
DXが必要であるという意識をもつ中小企業が多い中、DXが実際には進んでいかない実情があります。DXが進まない事情は様々あります。「デジタル人材不足」「コスト」といった課題もあれば、「必要性を感じない」「DXすることは大変なこと」といったマインドがブレーキになっているのかもしれません。
実際にDXの取り組みを行った中小企業では、「ホームページの作成」「営業活動・会議のオンライン化」「顧客データの一元管理」「文書の電子化・ペーパーレス化」「電子決済導入」などが挙げられています。*2
このように実際の取組み事例を見てみると意外と取組みのハードルは高くないと思えるのではないでしょうか。
引用：*2 中小企業の DX 推進に関する調査 (中小機構)
DXへの支援
実際の取組み事例として先に挙げた「営業活動・会議のオンライン化」「顧客データの一元管理」「文書の電子化・ペーパーレス化」「電子決済導入」には、社内や事業所内の通信ネットワークの整備が不可欠です。
DX化といえば、クラウドサービスやAIサービスといった、サービスの導入を想像されることかと思います。ただし、これらのサービスは、インターネットや通信ネットワークの上で機能するものですので、サービス導入に併せて社内の通信インフラの見直しをする必要も出てきます。貧弱な通信ネットワークの上では、せっかくのサービスも使い物になるかどうか不安ではないでしょうか。
弊社では、光インターネット回線の提供をはじめ、有線無線を問わず、社内通信ネットワークの構築など、DXを支える通信インフラの整備や保守で中小企業の皆様のDX化を支援しています。インターネット回線や社内の通信ネットワークについてお困りがございましたらお気軽にご相談ください。
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